常に時の変化を楽しんでいたい。
命ある限り。
心の灯りになる音楽を奏でたい。
思えばそこから始まった。
3歳からviolinを始め約20年間、クラシックを365日、1日も休むことなく勉強した。
何度泣いたかわからない、げんこつが飛んで来るようなハードで厳しいレッスンだったけれど、
なにかにとりつかれたかのように、没頭した。
魅力的なクラシック音楽を追求するのは楽しかった。
それなのに、なぜか心はどこかもの足りなかった。
音大を卒業し、クラシック以外にも世界を広げ、
念願でもあったソロアルバムをカバーという形で出してみたりと、試行錯誤し挑戦を続ける。
一生懸命、充実した日々ではあったが、まだ心は晴れなかった。
今後どう生きたいのか。
「私の体の一部であるviolinで、人の心の灯りになる音楽を奏でたい。」
そう思った。
ある日旅先のエジプトで、寝台列車の中から真っ青な鳥を見た。
動いている電車からなので一瞬の出来事だったけれど、
おとぎ話のような鳥の姿にひとつのメロディが心の中から生まれた。
「blue bird」だ。
これをきっかけに、作曲を始めた。
それからというもの、様々な想いと共に、身体の中からメロディが湧き出るようになった。
それを、初めてLIVEで披露してみる。
これだ!
確信した。
強い想いや届けたい心をメロディにのせ、自分自身で直接届ける。
心がきゅーっと、華やいだ。
やっとみつけた。
「心の灯りになる音楽を。。。」
violinのメロディには歌詞がない。
自身の感じるままに受け止めて、今の自分を感じてほしい。
“今”は今しかなく、心は毎日移りゆくものだから。
心の底から、violinbeatをお届けします。
今日の疲れを癒し、明日への活力となりますように。
いつもあなたの歩みと共に。。。
2014.6.16
Tsukasa